高血圧の人は高麗人参を飲んではいけない?

日本人の中で高血圧の疑いがある人は多く、実際に健診で高血圧と診断された人は3割以上、男性に至っては4割に届く割合を示しています。高血圧とはその名の通り、血圧が高い値が続いている状態を言いますが、具体的には収縮期の血圧(上の数値)が140mmHg以上と言われ、拡張期の血圧(下の数値)が90mmHg以上と言われています。一日を通して血圧は乱高下するため一時的な数値ではなく、上記の血圧が一定の間継続するようであれば高血圧ということになります。血圧が高いと血管に与える負担も大きく、血管がもろくなったり、動脈硬化や心臓病、脳こうそく、脳卒中といった病気を併発するなど、非常に危険な状態です。高血圧にならないためには普段の生活習慣を見直すことが大切です。具体的には高脂肪、高カロリーの食べもの、つまり太りやすい食べものばかり食べている食生活は改善しなければなりません。また仕事が忙しくて運動が出来ていない、ストレスを溜めているという人は必然的に血圧が上がってしまいます。一昔前は日本人の血圧は低めであったのですが、食習慣や生活習慣が時代とともに変わったことで、高血圧に悩む日本人が増えてしまったのでしょう。少し前までは高血圧の人は高麗人参を食べてはいけないと言われていました。しかし近年の見解では高麗人参を摂取することで、血圧の数値が改善することが分かっています。高麗人参にはサポニンやアルギニン、ビタミン、ミネラルといった栄養素が豊富ですから、食生活が乱れて栄養が偏っている人は足りない栄養素を補うことも出来ますし、サポニンは血栓を除去する働きもあるようです。血栓が出来ると血液が流れる通り道を塞いでしまいますから、当然血圧は上昇してしまいます。ですから高血圧の原因が血栓の疑いがある人は、高麗人参の摂取によって、驚く程血圧が下がることもあります。なお、生の玉ねぎは血栓を溶かすと言いますから、玉ねぎを生で食べるのも良いでしょう。また高麗人参は血圧を上げる食べ物と言われていましたが、そうではなかったのです。血圧が低い人の血圧を上昇させることはありますが、血圧の高い人の血圧は降下させる作用があるということが分かったのです。つまりその人の状況に合わせて、血圧を正常な値に調整する、というのが高麗人参の正しい働きであったのです。ただし高麗人参にも種類がありますから、血圧調整作用があるのは紅参という種類ですので、間違えないように注意しましょう。